3月25日、NY貴金属市場の金は上昇。新規材料のないなか、外為市場でのドル安ユーロ高を受けて買いが継続し、6営業日続伸。本日発表された3月のドイツIFO景況感指数が良好だった一方、2月の米耐久財受注が低調だったことで、外為市場でドル安ユーロ高が進行。これを受けて金は買われた。NY原油の上昇によりインフレヘッジとしての魅力が高まり、一時1200ドルの節目を試すなど水準を切り上げた。白金も上昇。金の上昇に連動し買われた。一時は1150ドルの節目を回復したが、終盤にかけて米株式市場の大幅下落に圧迫され、上げ幅を縮小して引けた。