7/1 NY貴金属=金小幅安、プラチナ上昇
2015年07月02日
金 | 1169.30 | -2.50 | |
PT | 1086.90 | +8.30 | |
銀 | 15.552 | +0.001 | |
NY | ドル/円 | 123.19 |
海外貴金属市況コメント
7月1日、NY貴金属市場の金は小幅安。外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は軟調に推移した。本日発表されたADP全米雇用報告や米製造業関連統計も良好な内容であったため、米経済の先行きに楽観的な見方が広がった。これを受けて外為市場でドルが対ユーロで上昇し、金は売られた。ギリシャ問題をめぐってユーロ圏財務相電話会議が開かれたものの、これ以上の進展なく、5日のギリシャ国民投票までは新たな会合は開かれない見通しとなった。ただ、ギリシャが事実上のデフォルト(債務不履行)に陥ったものの、世界の金融市場が比較的落ち着いた動きとなっているため、リスク回避としての金には買いが集まらなかった。一方、白金は上昇。欧米の株式市場の上昇を好感した買いや、連日下落傾向が続いていたパラジュウムが大幅上昇したことも材料視された。