7/2 NY貴金属=金、プラチナ下落
2015年07月03日
金 | 1163.50 | -5.80 | |
PT | 1083.60 | -3.30 | |
銀 | 15.537 | -0.033 | |
NY | ドル/円 | 123.07 |
海外貴金属市況コメント
7月2日、NY貴金属市場の金は下落。朝方は、前日のADP全米雇用報告が良好な内容であったため、本日発表の米雇用統計も良好との思惑から金は軟調に推移した。一時は3月18日以来の安値となる1155.80ドル付近まで下落。しかし、その後発表された6月雇用統計では非農業部門就業者数が前月比22万3000人増となり、市場予想23万人増を下回ったほか、同時に発表された週間新規失業保険申請件数も弱い内容となった。これを受けて金は買い戻され、下げ幅を縮小して引けた。市場関係者の多くは明日の米国市場が「独立記念日」で休場となることや、5日のギリシャ国民投票の結果待ちで様子見気分が強まった。白金も下落。米国の自動車販売が好調との報で買われる場面も見られたが、終盤にかけ金の下落や、米株式市場の下落に軟調に推移した。