7/30 NY貴金属=金下落、プラチナ上昇
2015年07月31日
金 | 1088.40 | -4.20 | |
PT | 989.90 | +5.00 | |
銀 | 14.696 | -0.047 | |
NY | ドル/円 | 124.15 |
海外貴金属市況コメント
7月30日、NY貴金属市場の金は下落。米利上げ観測やドル高を受けて軟調に推移した。前日に公表された米公開市場委員会(FOMC)声明では利上げ時期に関しては言及されなかったが、年内利上が一段と認識されたことから金は軟調に推移した。ただ、途中、安値拾いの買いに上昇する場面も見られたが、その後発表された今年第2四半期の米国民総生産(GDP)速報値は市場予想を下回ったが前期比で2%超を回復し、これを受けて年内利上げ観測が再び強まると金は売られ、前日比小幅安で引けた。一方、白金は上昇。米GDPを受け、米国での工業需要の増加期待から買われた。ただ、中国の景気減速懸念が重しとなり、終盤にかけ上げ幅を縮小し、小幅高で引けた。