6月22日、NY貴金属市場の金は下落。23日の英国国民投票を控え、売り買いが交錯するなか小幅下落。英国のEU離脱の是非を問う国民投票を明日に控え、残留支持が優勢との見方から欧州株式市場が堅調に推移した事で、投資家のリスク選好姿勢が強まり、一時1トロイオンス＝1260ドル台前半まで売られた。ただ、調査会社オピニウムが離脱支持が優勢との世論調査を発表したことなどから、終盤にかけて買い戻しも見られ、下げ幅は限定的となった。一方、白金は上昇。朝方は欧州の株価上昇に好感して買われた。ただ、金の軟調や米株価、NY原油先物相場の軟調により、上げ幅は限定となった。