9月29日、NY貴金属市場の金は上昇。朝方は軟調に推移。本日発表された今年第2四半期の米国内総生産(GDP)確定値と米週間新規失業保険申請件数が共に良好な内容となったことで、ドルが対ユーロで堅調に推移。これを受けて金は売られた。ただ、その後は米株価が大幅安となったことで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、比較的安全な資産とされる金を買う動きが優勢となり、終盤にかけて小幅上昇して引けた。白金も上昇。金の上昇に連動して買われた他、原油価格の上昇も買い要因に繋がった。ただ、米株価が下落したことで上げ幅は限定的となった。