12/1 NY貴金属=金下落、プラチナ上昇
2016年12月02日
金 | 1166.90 | -3.90 | |
PT | 911.30 | +1.40 | |
銀 | 16.427 | +0.021 | |
NY | ドル/円 | 114.11 |
海外貴金属市況コメント
12月1日、NY貴金属市場は下落。原油高や堅調な米経済指標を受け、12月米利上げ観測から金は軟調に推移。前日の石油輸出国機構(OPEC)の減産合意を受け、本日もNY原油先物相場が上昇したことで投資家のリスク回避姿勢が後退し、安全資産としての金は売られた。また、最近発表されている米経済指標が良好な内容であることから、12月の米連邦公開市場委員会(FOMC)での利上げ観測が広がり、一時は2月5日以来、約10ヶ月ぶりの安値を付けるなど続落して引けた。ただ、終盤にかけて安値拾いの買いも見られ、下げ幅は限定的となった。一方、白金は上昇。朝方は金の軟調に連動して売られたが、終盤米株価上昇を受けた買い戻しに小幅上昇して引けた。