4月3日、NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は軟調に推移。新規材料のないなか、前日に大幅高となったことで、利益確定の売りに押された。米株価が反発し大幅上昇したことも売りを誘った。ただ、米中の貿易戦争への懸念や、ロシアの元諜報員暗殺未遂事件を背景とした欧米とロシアの対立などが、金相場の下支え要因となり、下げ幅限定的となった。一方、白金は下落。金の下落に連動し売られた。米株価大幅上昇には反応を示さなかった。