4月15日のNY貴金属市況の金は反落。ムニューシン米財務長官が、中国との貿易協議は大きく進展しているとの認識を述べたことで、妥結に向けて前進しているとの思惑が広がり、安全資産とされる金に売り圧力が掛かった。ただ、外国為替市場ではドルが対ユーロで軟調に推移。ドル建てで取引される金に割安感が生じたことから買い支えも入り、下げ幅は限定的となった。