5月7日のNY貴金属市場の金は続伸。トランプ米大統領の対中関税引き上げに関するツイッターへの書き込みをきっかけに、米中貿易交渉の早期妥結に対する期待が大きく後退。世界的に景気減速懸念が強まり米株相場も大幅安で取引を開始したことで、投資家のリスク回避姿勢が強まったため、安全資産の金が買われ堅調に推移した。ただ、ドル高ユーロ安が徐々に進行したことで金に割高感が生じ、上値は抑えられた。一方、プラチナは3営業日ぶりの下落となった。