6月30日のNY貴金属市場の金は続伸。米国で新型コロナの感染者が急増。経済活動の再開を停止する動きが広がり、景気回復の遅れへの懸念が高まっている。FRBのパウエル議長は議会証言で、米経済の先行きは「極めて不確実性が高い」との認識を示した。米中対立の激化も懸念される中、安全資産とされる金の需要が高まったことで、金は3営業日続伸となり、節目の1,800ドルを付けた。