6/18 NY貴金属=金、プラチナ下落
2021年06月21日
金 | US$/oz 1769.00 | -5.80 | |
PT | US$/oz 1041.00 | -14.20 | |
銀 | US$/oz 25.96 | +0.113 | |
NY | ドル/円 | 110.20 |
海外貴金属市況コメント
6月18日のNY貴金属市場の金は続落。セントルイス連銀のブラード総裁は朝方、CNBCテレビのインタビューで、2022年終盤の利上げ開始を見込んでいると述べた。一段の利上げ前倒しへの警戒感から米長期金利が上昇し、ドル買いが再燃。ドル建ての商品として割高感が増した金を売る流れが強まり、続落した。安値圏では押し目買いも入ったが、金は終日、売り圧力にさらされた。市場の関心は、量的金融緩和の縮小など、米連邦準備制度理事会(FRB)の出口戦略に向けた次の動きに向かっており、来週22日に行われるパウエルFRB議長の議会証言などに注目している。