11月28日NY貴金属市場の金は下落。米ニューヨーク連邦準備銀行のウィリアムズ総裁は２８日、オンラインイベントで講演。「全体的に、労働力とサービスへの需要は、供給をはるかに上回っており、広範なインフレを生んでいる」と述べ、金融引き締めを継続する必要性を強調した。インフレ抑制には「時間がかかる」と指摘し、２％の長期物価目標の水準まで低下するのは、２０２４年以降になるとの見方を示した。これを受けて、米連邦準備制度理事会（ＦＲＢ）が今後も大幅なペースでの利上げを継続していくとの見方が再浮上し、外国為替市場では、対ユーロでドル買いが優勢となった。