8/27 NY貴金属=金下落、プラチナ上昇
2015年08月28日
金 | 1122.60 | -2.00 | |
PT | 1006.00 | +25.80 | |
銀 | 14.417 | +0.376 | |
NY | ドル/円 | 121.04 |
海外貴金属市況コメント
8月27日、NY貴金属市場の金は下落。世界的な株高と外為市場でのドル高ユーロ安を受けて金は売られた。本日発表された今年第2四半期の米国内総生産(GDP)改定値が3.7%増と、速報値の2.3%増から大幅に改定。また、米週間新規失業保険申請件数が良好な内容となったことで、米国の早期利上げ観測が強まり、金にとっては弱材料になった。ただ、前日にNY連銀のダドリー総裁が「9月利上げの可能性は低くなった」と言明するなど、米金融政策をめぐる先行き不透明感も強く、終盤にかけ売り買いが交錯するなか、小幅下落して引けた。一方、白金は上昇。中国株を始め、世界的に株が反発したことで白金需要の増加期待感から買われ、1000ドルの大台を回復するなど大幅上昇して引けた。