2月8日、週明けNY貴金属市場の金は上昇。世界的な景気減速懸念が広がるなか、安全資産としての金に買いが集まった。世界的な景気先行き不安が広がりから欧米株価が急落していることで、投資家のリスク回避姿勢が広がり、安全資産とされる金を買う動きが強まった。また、原油先物相場が再び1バレル＝30ドルを割り込んだことで投資家の心理が急速に悪化し、安全資産としての金に買いが集まった。一時は昨年6月以来の1200ドル台を回復した。ただ、終盤にかけて利食い売りも見られ、1200ドルを割り込んで引けた。白金も上昇。朝方は株価下落や原油安に連れる格好で軟調に推移した。しかし、終盤にかけ金の大幅上昇に連動し買われ、上昇して引けた。NY外為市場で円が買われ、対ドルで115円台に上昇。