12/14 NY貴金属=金、プラチナ下落
2018年12月17日
金 | 1241.40 | -6.00 | |
PT | 785.30 | -12.20 | |
銀 | 14.637 | -0.216 | |
NY | ドル/円 | 113.40 |
海外貴金属市況コメント
12月14日、週末NY貴金属市場の金は下落。外為市場でのドル高、ユーロ安を受け金は下落。本日発表された12月のユーロ圏製造業PMI(購買担当者景況指数)速報値が予想を下回ったことに加え、欧州中央銀行(ECB)のドラギ総裁が、欧州連合(EU)首脳に対し、ユーロ圏の成長が鈍化していると懸念し、改革を進めるよう要請。これを受けユーロが対ドルで軟化。相対的な割高感から売りに押された。しかし、11月の中国小売売上高や鉱工業生産が下振れとなり、中国経済の先行き懸念から欧米株価が下落したため終盤にかけ、安全資産としての金は買われ下げ幅は限定的となった。一方、白金は下落。金の下落に連動した他、米株価大幅下落を受けた売りに押され下げ幅を拡大した。