3/31 NY貴金属=金、プラチナ上昇
2021年04月01日
金 | US$/oz 1715.60 | +29.60 | |
PT | US$/oz 1191.50 | +30.90 | |
銀 | US$/oz 24.532 | +0.395 | |
NY | ドル/円 | 110.73 |
海外貴金属市況コメント
3月31日のNY貴金属市場の金は反発。月末、四半期末に絡む持ち高調整を目的とした取引などで、この日は米長期金利の上昇が一服。外国為替市場でもドルが主要通貨に対して軟化し、割安感の生じた金に買い戻しが入り反発した。朝方発表された3月の米経済指標はまずまず良好な内容。民間雇用サービス会社ADPがまとめた民間就業者数は市場予想には届かなかったものの、昨年9月以来の大幅な伸び。また、シカゴ景況指数(PMI)も2年8カ月ぶりの高水準となったが、バイデン大統領が行う成長戦略に関する演説に注目が集まり、市場の反応は乏しかった。相場は午前の早い段階で1700ドルの節目を回復すると、午後にかけてジリ高で推移した。