7月27日のNY貴金属市場の金はほぼ変わらず。市場の関心は、28日午後のFOMC声明発表やパウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長会見で、金融緩和策縮小の時期に関する手がかりが得られるかどうかに向かっている。朝方は、対ユーロでのドル安を好感し、ドル建ての商品として割安感の生じた金には買いが先行。米長期金利の低下も追い風となった。ただ、買い一巡後は、まとまった売りも出て、1800ドル付近でもみ合う展開となった。