1月18日NY貴金属市場の金は反発。バイデン米政権は１７日、紅海周辺で商船攻撃を続けるイエメンの親イラン武装組織フーシ派を大統領令に基づく「特別指定国際テロリスト」に再指定すると発表。資産を凍結するほか、米国人との取引を禁じる。米軍は同日、商船攻撃への報復として、フーシ派の拠点を空爆したと発表した。空爆は４回目となる。一方パキスタン軍は１８日朝、イラン領内への空爆を実施。イランからの攻撃への報復とみられている。中東情勢の悪化を受け、地政学的な緊張の高まりを巡る懸念が広がっており、安全資産としての金買いが先行した。